自動車整備業のやりがいとはどんなものでしょう?それは、自分が納得できる整備に仕上げられた時の満足感、目標に到達した時の達成感、顧客に感謝された時の充足感などが生まれる時ではないでしょうか。毎日の業務が同じでも、主体的に取り組み、変化に対して柔軟に対応することで、やりがいにつなげることができます。
整備士は本来クルマが好きで、整備士に憧れてこの業界に入ったことでしょう。日々の整備作業で知識や技術力を発揮したり、複雑なトラブルシュートや診断能力が求められる修理が完了し、お客様から喜ばれた時は、本当に大きなやりがいにつながります。
また、経験を積むことで自己成長を感じ、外部からの評価も得られます。整備士は人の命を預かる面もありますので、社会的な役割はとても大きいです。自動車業界は日進月歩で進化しています。
特に輸入車整備に関しては、情報不足は大きな障壁となります。最新の技術や知識を継続的に習得することで、クルマの問題点をすばやく特定し、正確で高度な修理技術を発揮することができます。
そして、技術者としてのキャリアを築くためにも資格取得は必須です。資格取得は、信頼性や専門性を証明する重要な要素です。仕事にポジティブな姿勢を持ち、単なる修理以上に次世代の整備士の育成と指導にも注力することで、社会貢献が可能です。重要な使命感をもって仕事の自信と誇り、情熱を持って仕事が楽しめるとしたら素晴らしいことですね。
最近、多方面でのトレーニングが開催されており、どれを受講したら良いのか迷うほどです。経営側にとっても悩みの種です。トレーニングのなかにはリモートでできるものもありますので、それらを活用するのも一つの手段です。より良い手段を組み合わせ、業界の未来に向けた堅実な投資を検討したいものです。
(西山)