BMW G系モデルと、それ以降に発表された車両のF系(新型1シリーズF40以降など)にはPIDモードが搭載されており、BMW ICOM(アイコム)で診断スタートすると自動でPIDに入ります。しかし、汎用診断機での診断ではPIDモードに入りません。

写真のような警告が数秒表示されます

そのためには何らかの作業をするにも安定化電源供給機で電圧を安定させさらに運転席シートベルトをラッチでロック固定する必要性があります。あとはブレーキペダルを踏まずにスタートボタンを素早く3回押します。診断モードにしないままで診断を続けていると数分で車両側の電源が落ちることがあるようです。
プログラミング・コーディング作業中に突如、電源が落ちればECU破損による2次被害がありますので是非知っておいていただきたい機能です。

取材協力:バルコムスクエアー様