電子制御(ソフトウェア)を多く使用した車両が飛躍的に増加しています。ADAS搭載の車両保有台数は年々増加傾向にあり、2023年度以降はさらに増加していく見込みです。
TCJは、診断機としては後発メーカーですが、故障診断機の企画、開発、保守診断データ解析を手掛けており、また、管理ユーザー様向けに充実した技術サポートは今後注目を浴びるかもしれません。

CASE時代の新たな診断機サービス。スマホアプリを活用したスキャンツールのサブスク登場

TCMa (THINK CAR Mobile app)

TCJが2024年10月のOBD検査の開始に合わせて開始したサブスクリプションサービス「TCMa」(上記画像)。従来のタブレット型端末でなく、安価なVCIで車両の故障コードや解決策を判断し、そのDTCコードを手元のスマホのアプリに表示させます。診断ソフトウェアをリアルタイムで自動更新するため、初期費用を抑え、データ更新費用を必要とせず、定額で利用できる仕組みとなっています。車両の故障情報や解決策に関するデータを収集し、解析するアドバイスを提供するサポートデスクも含まれています。アプリを通じてデータが自動的に収集され、その情報をもとに故障コードに対する解析データを利用者に提供します。さらにサポートセンターに収集する情報をAI(人口知能)で自動解析することでサービスの価値を高めていく計画です。

※相性の都合上、使用するスマートフォンはAndroidをお勧めします。

全機能をフルカバーしている最新診断ツール

THINKTOOL MasterX

OBD車検を見据えた最新全機能診断ツール、それが「THNIKTOOL MasterX」です。


輸入車をはじめ、グローバル220社のブランドをカバレッジ(国産・輸入車)、オンラインプログラミング機能をサポート。各種機能を搭載(35のメンテンナンスリセット機能)、最新のECU診断通信プロトコルなどに対応しております。プロによる充実したサポートデスク完備(無料)、その他の機能としてプリンター(標準)。

220メーカー対応

国産車、輸入車の乗用車220メーカーに対応しています。
商用車(24V大型/建機)、FCA加盟車、EV車は別途ライセンス購入で対応可能です。

オンラインコーディング

THINKTOOL MAXは最も強力なモジュラープログラミング診断ツールで以下のメーカーをサポートします。
■VGAグループ(VW、AUDI、ランボルギーニ等)、BMW、ランドローバー、メルセデスベンツ、日産・ポルシェ、スバル等

41メンテナンスリセット

メーカーの専用診断機レベルのDTC読込/消去/データストリーム/アクティブテスト/特殊機能等を利用できます。

オイルリセット、スロットル、ブレーキリセット、イモビライザー、ステアリング、エア抜き、バッテリー、FRMマッチング、ゲートウェイモジュールのデータ校正、降雨センサー、高圧バッテリー診断、AFSリセット、インジェクター、DPF再生、タイヤ空気圧センサー、サンルーフ、SUSリセット、ギアボックス、エンジンパワーバランス監視、インテリジェントクルーズコントロールシステム、ガソリン微粒子フィルター再生、ギア学習、ODOメーター、エアバックリセット、アイドリングストップ設定、EGRリセット、A/F学習、回送モード解除、ターボチャージャーマッチング、ECUリセット、クラッチマッチング、シートキャリブレーション、言語設定、タイヤサイズ変更、NOxセンサーリセット、パワーウィンドウ初期化、クーラントブリード、SCR、モーター角度校正、ACシステム再学習、TPMAデータベース

サポートデスク

電話/問合せチャット/メールで製品、故障コードのことについての問合せができます(平日9:00~17:00)

TCMa携帯アプリとの連携

インターネットに繋がれば、TCMa携帯アプリの「TCドクター機能」が無料で使えます。

TCドクター

・アドバイス閲覧 ・TCKarte ・コードの種類判別(History,Current/Stored) ・問い合わせ(電話/チャット) ・対応結果のメモ