充実したブレーキフルードのラインナップは、搭載ブレーキシステムに応じた最適性能を発揮します。
見過ごされがちではありますが、実のところブレーキフルードはブレーキシステム全体の効率を保つうえで極めて重要な製品です。ブレーキフルードが過熱により沸騰して気泡が発生することで起きるベーパーロック現象にご注意ください。
ベーパーロック現象は取り返しがつかない事態を招くこともあります。ブレーキペダルを踏んでも気泡が踏力を吸収してしまい、回路に圧力が生まれないため、ブレーキがまったく効かなくなってしまいます。
したがって、ブレーキフルードはメーカーが推奨するサイクルで交換することが重要です。これにより時間の経過とともにブレーキフルードに含まれる水分量増加による、沸点が大幅に低下する現象を防ぐことができます。
Brembo Prime Brake Fluid(ブレンボ プレミアムブレーキフルードシリーズ)は、クラス3,クラス4、クラス5.1、クラス6のブレーキフルード規格を十分にクリアし、安全なブレーキングを維持します。
DOT4
格段の高沸点と、要求レベルを下回る低粘度。規制基準を十分クリアし、その上を行く特性を備えています。ABS搭載車にも適しています。
DOT4 LV
低粘性がESPデバイスの即時応答を保証。電子制御ブレーキシステムやスタビリティコントロールシステム(ABS、ESP、ASR、TCSなど)を搭載した最新車両のほとんどに最適な選択肢です。電気自動車(BEV)、ハイブリッド自動車(HEV)にも適しています。
DOT5.1
優れた耐高温性と粘性を備え、ABS搭載車を含む高性能車に適しています。
ブレンボのブレーキフルードは充実のラインナップ。搭載ブレーキシステムに対応した最適性能を発揮します。
サイズ | 最高粘度 | 最低ドライ沸点 | 最低ウェット沸点 | |
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DOT4 | 0.5L 1L 5L | 1500 cSt max | ≥260℃ | ≥170℃ |
DOT4 LV | 1L 5L | 750 cSt max | ≥260℃ | ≥170℃ |
DOT5.1 | 0.5L 1L | 900 cSt max | ≥265℃ | ≥185℃ |